技術力よりも理解力と表現力が必要な業界

ゲーム制作は日本が世界に誇る事業の一つであり、そのクオリティーの高さが絶賛されている。ゲームは一種の総合体術であり、根幹となるストーリーやゲームシステムをグラフィックや音楽が引き立てることによって高い完成度が得られているのが事実である。それを支えるのがエンジニアであり、あらゆる芸術的要素を統合して最も魅力的な形で表現することによってプレイヤーを魅了するゲームとして完成させることができる。

実際に必要なIT系の知識や技術はそれほど高いものではなく、プログラミングに長けている人であれば基本的なものだけでも十分に対応できることが多い。そのため、実際に現場で必要とされている人材は高い技術力を持ったエンジニアではなく、ゲームのパーツとなるストーリーやグラフィック、音楽などの芸術的要素を理解して最大限に発揮させられる能力を持っている人材なのである。自分の専門外であるいくつもの分野に対して精通していることも大切であるが、むしろ現場でそれぞれの専門家が意図していることを正確に把握する理解力が欠かせない。

そして、ただ理解をしただけでなく、その専門家の意図を忠実に表現するためのプログラムを組むことができることが求められるのである。その際に必要になるのはプログラミングの知識というよりは表現力であり、ITの世界の中での表現力を持っていて初めて重宝される人材となれる。総合芸術であるゲーム制作だからこその事実として理解が必要な点である。

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